CBT方式による英語スピーキングテストの 開発・実施・検証について(2014年7月24日)

国立大学法人京都工芸繊維大学、株式会社KJホールディングス(河合塾グループ)、及び株式会社イー・コミュニケーションズは、今般、京都工芸繊維大学のキャンパス内施設を使用した会場型コンピュータ試験の実証研究を下記のとおり実施することとなりました。

本取組みは、国内大学における「国際語としての英語」運用能力を評価するテスト開発の必要性を示し、グローバル人材育成教育の先駆的な事例となるとともに、IT技術及び学力測定技術の高度化にあわせた、新しい学びにつながるテストとなるよう推進して参ります。

 

1.目的

①大学のグローバル人材育成プログラムの一環として、CBT方式の英語スピーキングテストを定期実施することの実行可能性を確認し、課題を明らかにする。
②大学院および学部入試への英語スピーキングテスト導入の実行可能性を確認し、課題を明らかにする。
③大学内におけるCBTの安定的運用のための知見を得る。
④CBT試験として英語の運用能力を測定し、学生の生活習慣や学習者の心理的要因等の背景情報との相関分析を実施することにより、教育効果を高めるための知見を得る。

 

2.実施方法

京都工芸繊維大学の京都松ヶ崎キャンパスにおいて、同大学の学生約700名が受験する。学習習慣等の背景情報を問う課題を別途実施(CBT及びIBT併用方式)。

CBT方式による実施については、今後同大学内における受験者の拡大を想定し、試験実施における費用、およびスピーキングテストにおける従来の試験方法(面接式)の効率化、採点基準の平準化を目指す目的も含まれています。

 

3.スケジュール

2015年1月 試験実施
2015年2月~3月結果公表予定

 

以上

 

 

■京都工芸繊維大学
<概要>
●21世紀の個性的な産業と文化を創出する「感性豊かな国際的工科系大学」をめざす国立大学

■株式会社イー・コミュニケーションズ
<事業内容>
●インターネット上でのテストプラットフォーム構築、CBT開発、企業内テスト教育インフラ提供等

■株式会社KJホールディングス(河合塾グループ)
<事業内容>
●総合教育事業を展開する河合塾グループの関係会社株式を保有管理する持株会社事業

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