京都工学院高校フロンティア理数科の二学期末考査において,スカイプ方式の英語スピーキングテストを実施しました

2016年11月28日(月),京都工学院高校フロンティア理数科の二学期末考査において,スカイプ方式の英語スピーキングテストを実施し,2クラス(計58名)の生徒が受験しました。

このテストは,1年生が履修する科目「英語表現Ⅰ」の学期末テストとしてデザインしたもので,7月4日(月)の一学期末テストにおけるパイロット実施を経て,二学期末テストより本格導入しました。今回より,テストのスコアが「英語表現 Ⅰ」の成績に加味されます。

次回のテストは,三学期末考査の一環として,2017年2月6日(月)に実施する予定です。

Test Structure

Rating Scales

インタビューテストの内容と準備について(生徒への配布資料)

プレスリリース

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英語スピーキングテストの入試導入は段階的に!

プロジェクトリーダー羽藤由美教授のコラム「定期テストから入試へ:高・大をつなぐスピーキングテスト開発の現場から」が,大修館書店「英語教育」2016年12月号(36頁)に掲載されました。(以下抜粋)

「テストというだけで権威とみなしてはいけない。話す能力に点数をつけることの危うさを前提として,外部テストの品質検証や得点利用の方法が今後,慎重かつ公正に検討されることを願いたい」

「入試にスピーキングテストを導入すれば,合格者の入れ替わりが必然的に起こる。それを肯定できる教育ができているか。現行の教育では十分に育たない能力を入試で試してよいのか」

「教育を変えるために入試を変えるのは,そもそも本末転倒である。時期とのかね合いもあるが,中→高→大,定期テスト→入試と段階的にスピーキングテストを導入する道もあるはずだ」

スピーキングテストを開発・運営した実績に基づく提案です。字数の関係でコラムに書けなかった詳細は,羽藤教授の個人サイトをご覧ください。

SIGUCCS 2016で研究発表をしました

2016年11月6日〜9日に,米国コロラド州のデンバーで開かれた情報系の国際学会SIGUCCS 2016において,桝田秀夫教授(情報科学センター)を中心とするメンバーが,“Secure Data Management in an English Speaking Test Implemented in General-purpose PC Classrooms”というタイトルで研究発表を行いました。

発表では,本学で英語スピーキングテストを開発・実施した実績に基づき,大学の情報処理演習室において入学試験の一環としてCBT方式の英語スピーキングテストを実施するためには,(1)受験者情報,回答音声データ,成績などの個人情報を管理する際の機密性,完全性,可用性を確保できるシステム構築が必要であること,(2)テスト実施の直前まで,また,テスト終了直後から通常業務ができる態勢を確立するために,Windowsのカスタムイメージの作成が有効であることなどを論じました。

学会予稿集