英語スピーキングテストの入試導入は段階的に!

プロジェクトリーダー羽藤由美教授のコラム「定期テストから入試へ:高・大をつなぐスピーキングテスト開発の現場から」が,大修館書店「英語教育」2016年12月号(36頁)に掲載されました。(以下抜粋)

「テストというだけで権威とみなしてはいけない。話す能力に点数をつけることの危うさを前提として,外部テストの品質検証や得点利用の方法が今後,慎重かつ公正に検討されることを願いたい」

「入試にスピーキングテストを導入すれば,合格者の入れ替わりが必然的に起こる。それを肯定できる教育ができているか。現行の教育では十分に育たない能力を入試で試してよいのか」

「教育を変えるために入試を変えるのは,そもそも本末転倒である。時期とのかね合いもあるが,中→高→大,定期テスト→入試と段階的にスピーキングテストを導入する道もあるはずだ」

スピーキングテストを開発・運営した実績に基づく提案です。字数の関係でコラムに書けなかった詳細は,羽藤教授の個人サイトをご覧ください。

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ビデオフォン方式の英語スピーキングテストに関する電話会議を行いました

2016年6月23日(木),京都工学院高校で実施するビデオフォン方式の英語スピーキングテストに関する電話会議を行いました。会議には本学の英語教員と情報科学センターの教員,京都工学院高校のICT担当教員,QQイングリッシュのスタッフが参加し,テストで使用する機器システムについて話し合いました。

新たな研究開発を始めました

科学研究費基盤研究(B)「入学試験や定期考査に利用できる英語スピーキングテストシステム構築のための指針策定」(課題番号16H03448,2016年〜2018年)が採択されました。以下の目標達成を目指して,新たな取組を始めています。

  1. 京都工芸繊維大学が独自に開発し,学内で定期実施しているコンピュータ方式(CBT)の英語スピーキングテストシステムを,2018 年度実施の大学院入試に導入できるような態勢を整える。(受験環境の公平性確保に向けたシステム改良,受験対象者の準備不足解消など)
  2. 2016年4月開校の京都市立京都工学院高校おいて,受験者と海外の面接官をビデオフォン(スカイプ,ポリコム等)で結ぶ対面方式のスピーキングテストを定期考査に組み入れるシステムを構築する。
  3. 上記(1), (2)の実績に基づいて,学校・大学等が入学試験や定期考査において,それぞれの教育環境や目的に応じた英語スピーキングテストを開発・実施するためのガイドラインを策定する。また,外部試験に頼らず国の主導で4 技能を測る大学入学希望者学力評価テストを行うことを想定して,スピーキングセクションを開発・実施するための具体的な課題や解決法を明らかにする。

京都工芸繊維大学情報科学センター広報誌への掲載

京都工芸繊維大学情報科学センター広報誌に,「CBT英語スピーキングテストの開発と実施:入試への導入に向けた試みの検証」が掲載されました。 2015年1月に学部1年次生全員を対象として実施した第1回CBT方式英語スピーキングテストの実績報告です。主に学内の教職員や京都工芸繊維大学関係者に向けて書いたものですが,第4章では,今回の実績に基いて民間テストの入試活用についても考察しました。

本文はこちらからご覧ください。

英語スピーキングテスト実証実験に関する協議

2015年6月29日(月),株式会社イー・コミュニケーションズ本社にて,本年1月に本学で実施した英語スピーキングテスト実証実験に関する協議を行いました。協議には,株式会社イー・コミュニケーションズ,株式会社KJホールディングス,京都工芸繊維大学の各代表者が参加し,テストの結果報告に加えて,今後の方向性についても意見を交換しました。

英語スピーキングテスト実証実験に向けたパイロットテストの実施

来年1月実施予定の英語スピーキングテスト実証実験に向け,本学学部生・大学院生約30名を被験者としたパイロットテストを,株式会社イー・コミュニケーションズと共同で実施しました。パイロットテストには,株式会社KJホールディングスの方も同席されました。