「日本テスト学会大会発表賞」を受賞しました

2016年9月9日に電気通信大学で開催された日本テスト学会第14回大会において,光永悠彦氏(島根大学教学企画IR室,講師)をリーダとする本プロジェクトのチームが発表した「大学・大学院入試に向けた英語スピーキングテストの尺度化事例ー受験者特性と評価者属性を考慮したモデルによる検討」が「第10回日本テスト学会大会発表賞」を受賞しました。

高校と大学において独自のスピーキングテストを開発・運営することにより,幅広い分野の研究に役立つ膨大なデータが目の前に蓄積されてゆきます。実践に時間をとられがちですが,これらのデータを日本の教育や測定・評価の研究に活かすべく,これまで以上に頑張ろうと,メンバー一同気持ちを新たにしました。

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京都工繊大のテストに向けた採点者訓練を開始しました

2017年1月7日(土),8日(日)に京都工芸繊維大学1年次生全員(約600名)を対象とするCBTスピーキングテストを実施します。1年次生全員を対象とするテストは,今回で3回目です。今回のテストにおいても,各設問に対する音声回答の採点を,本学の教員を中心とする英語のネイティブスピーカーと,共同研究契約を結んでいるQQEnglish(フィリピンを拠点とするオンラインの英語学校)の教員(リンガ・フランカとしての英語ユーザー)が並行して行います。

2016年12月2日(金)にはネイティブスピーカーの採点者,12月5日(月)にはフィリピンの採点者とのミーティングを持ち,テストの趣旨や目的,評定基準等に関する情報を共有しました(フィリピンの採点者とはテレビ会議)。

採点者間に共通の評価基準を設定するために,これからオンラインで徹底した採点者訓練を行います。dsc_1844dsc_1800

京都工学院高校フロンティア理数科の二学期末考査において,スカイプ方式の英語スピーキングテストを実施しました

2016年11月28日(月),京都工学院高校フロンティア理数科の二学期末考査において,スカイプ方式の英語スピーキングテストを実施し,2クラス(計58名)の生徒が受験しました。

このテストは,1年生が履修する科目「英語表現Ⅰ」の学期末テストとしてデザインしたもので,7月4日(月)の一学期末テストにおけるパイロット実施を経て,二学期末テストより本格導入しました。今回より,テストのスコアが「英語表現 Ⅰ」の成績に加味されます。

次回のテストは,三学期末考査の一環として,2017年2月6日(月)に実施する予定です。

Test Structure

Rating Scales

インタビューテストの内容と準備について(生徒への配布資料)

プレスリリース

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英語スピーキングテストの入試導入は段階的に!

プロジェクトリーダー羽藤由美教授のコラム「定期テストから入試へ:高・大をつなぐスピーキングテスト開発の現場から」が,大修館書店「英語教育」2016年12月号(36頁)に掲載されました。(以下抜粋)

「テストというだけで権威とみなしてはいけない。話す能力に点数をつけることの危うさを前提として,外部テストの品質検証や得点利用の方法が今後,慎重かつ公正に検討されることを願いたい」

「入試にスピーキングテストを導入すれば,合格者の入れ替わりが必然的に起こる。それを肯定できる教育ができているか。現行の教育では十分に育たない能力を入試で試してよいのか」

「教育を変えるために入試を変えるのは,そもそも本末転倒である。時期とのかね合いもあるが,中→高→大,定期テスト→入試と段階的にスピーキングテストを導入する道もあるはずだ」

スピーキングテストを開発・運営した実績に基づく提案です。字数の関係でコラムに書けなかった詳細は,羽藤教授の個人サイトをご覧ください。

SIGUCCS 2016で研究発表をしました

2016年11月6日〜9日に,米国コロラド州のデンバーで開かれた情報系の国際学会SIGUCCS 2016において,桝田秀夫教授(情報科学センター)を中心とするメンバーが,“Secure Data Management in an English Speaking Test Implemented in General-purpose PC Classrooms”というタイトルで研究発表を行いました。

発表では,本学で英語スピーキングテストを開発・実施した実績に基づき,大学の情報処理演習室において入学試験の一環としてCBT方式の英語スピーキングテストを実施するためには,(1)受験者情報,回答音声データ,成績などの個人情報を管理する際の機密性,完全性,可用性を確保できるシステム構築が必要であること,(2)テスト実施の直前まで,また,テスト終了直後から通常業務ができる態勢を確立するために,Windowsのカスタムイメージの作成が有効であることなどを論じました。

学会予稿集

CBT方式英語スピーキングテストのパイロットテストを実施しました

2016年10月27日(木),本学情報科学センター演習室にて,毎年1年次生全員を対象に実施しているCBT方式英語スピーキングテストの性能向上を目的としたパイロットテストを実施しました。テストは3回に分けて行われ,学部生と大学院生計34名が被験者として参加しました。img_9812