一学期末考査(2016年7月4日実施)

2016年7月4日(月)に一学期末考査の一環として,京都工学院高校フロンティア理数科1年生の生徒(計58名)がこのテストをパイロット受験しました。今回の成果を踏まえて,二学期末考査より本格導入する予定です。

パイロット実施の手ごたえ
当日,京都工学院高校の生徒さんたちは緊張しながらも,モニターに映るインタビュアーとのインタラクションに積極的に取り組み,たびたび笑い声も上がっていました。「テスト中の生徒たちは,これまでにない高揚した表情をしていた」と先生方も仰っていました。受験後のアンケート調査の結果も,「楽しかった」84.5%,「スピーキング力を伸ばすためにもっと努力しようと思った」89.7%,「英語表現Iの勉強をもっと頑張ろうと思った」82.8%等,このテストが学習意欲の向上につながる可能性を強く示唆するものでした。

これらより,テストの企画開発に取り組む研究者グループは,今後このような取り組みが軌道に乗り,中学・高校段階で,生徒のレベルやニーズに合わせて企画したスピーキングテストを比較的簡単に定期実施できるようになると,日本人全体の英語運用能力の画期的な伸びにつながるかもしれないという手応えを得ました。

今後に向けた課題
(1) スカイプやポリコムなどのビデオフォン(テレビ電話)システムを使うことにより,同時に多人数が対面(インタビュー)方式のスピーキングテストを受けることができます。しかし一方では,外部ネットワークの影響によるテスト運用システムの安定性に不安があるため,徹底したリスク管理が必要になります。

(2) テストはプレゼン等を含むplanned speechとその内容に関するinteractionから成り,前者は当該期間の学習成果を,後者はインタラクティブなスピーキング能力の上達度を表すものとして,別々に評価しています。今後は,後者のスコアを標準化するとともに,評定尺度をCEFRあるいはCEFR-Jと紐付けすることを目指しています。

なお,テストの内容や評定尺度,京都工学院高校の生徒さんのテスト受験前・後のアンケートの分析結果等は,今後関連の学会等で発表していく予定です。

Test Structure

Rating Scales

テストの背景・特徴など(記者発表資料)

プレスリリース

京都新聞(7/5朝刊の記事)

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